プレイロール

子は、親の怒り方をコピーする。

と、よく言いますが、私の怒り方は父に似ています。
日頃は穏やかなのですが、一度怒ると非常に強く怒ります。
おそらく父も、私と同じ、白黒思考、何事も極端なのでしょう。

母は、日頃から気持ちやリクエストを上手に伝えられる人でした。
朗らかで、大らかで、優しくて。でも、線引きは明確。
その性格は、私ではなく、私の息子に引き継がれたようです。
隔世遺伝、ですね、きっと。

アンガーマネジメントのテクニックに、プレイロール、があります。
理想の人物になりきって演じる、というもので、
演じ続けることで自分のなりたい性格に近づいていくことができる、
と言われています。

私のこれまでの理想の人物は、サッカーの三浦知良選手でした。
でも、昨日ふと、母を真似てみよう、と思いました。

母だったら、こんな時どうするだろう、何て言うだろう。
そう考えながら言葉を発し、行動してみたら、
母のような理想の怒り方ができるようになるのではないかしら。

努力しなくても自然にできる息子から見ると、
私の怒り方は極端で理解不能というところだと思いますが、
プレイロールで、少しずつ変わっていけたら、と思います。

今朝、なんとなくできたような気がします。
問題はここから。そろそろ息子が帰宅する時間です。
さて、私は、母になりきることができるでしょうか。

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