ある日のこと。息子(小学2年生)から、
友達と一緒にお菓子を買いに行くから5,000円ちょうだいって(笑)
ご、ごせんえん?
冗談かと思ったら、本人は至って真顔。
この話を同僚にしたところ、
おこづかい帳をつけさせてみたら?とアドバイス。
彼女はかなり小さい頃からおこづかい帳をつけていたとか。
道理で、常に堅実で、計画的。
そこで、彼女のアドバイスに従い、
お手伝い1回につき10円、
とても良いことをした時にはボーナス。
という決まりごとを作りました。
これが思いのほか、大正解!
算数の足し算や引き算はできても、
はいったおかね、はらったおかね、のこりのおかね
というのは、また子供には違うもののようで、
最初は間違えていたのが、少しずつ計算できるように。
スーパーに行っても、
以前のように買って買ってを言わなくなりました。
80円のお菓子を買うためには、
お手伝いを8回やらないといけないと考えるようになったようです。
とてもよくお手伝いもしてくれるし、
一生懸命におこづかい帳もつけているし、
ふと多めにあげたくなってしまうのですが、
同僚曰く、ボーナスは年に2回くらいが良いと、とのこと。
そうしないと「ありがたみがなくなる」は説得力があります。
それに、思いもよらない嬉しいことがありました。
息子のほうが逆に、このお手伝いはタダでいいよ、なんて
言ってくれることもあるんです。
ママが大変だから手伝うんだよ。だから、おこづかいはいいよ、って。
うう。なんていい子なんでしょう(涙)
欲しいトミカを紙に書いて、せっせとお手伝いをして貯金して。
たまったら、これを買う、なんてワクワクしている息子を見ると
私までワクワクしてきます。
お手伝い1回につき、私は最初100円かな?と言ったら、
同僚からは「10円でいい」というアドバイス。
こうしてやってみると、その通り、10円で良かったのだと思いました。
だって私自身も、改めてお金の大切さが分かったように思うからです。
大切なことは、親が面倒がらずにしっかり続けること、とのこと。
はい。がんばりたいと思います!