何度経験しても、やっぱり最終日は寂しい

先日、自分の担当科目が終了しました。

職業訓練は3ヶ月ごとに受講生が入れ替わります。そのうち私の担当科目は、10日間もありません。もう何年も、何度も経験していることなのに、最終日はいつも、寂しさで胸がいっぱいになります。

その日も朝から寂しくて仕方がなかったのですが、私にとっては区切りでも、生徒さんにとっては1つの科目が終わるだけのこと、感傷的になってはいけない、いつものように講義をしよう、そう言い聞かせながら授業をしていました。そうして、いよいよ終了時間が近づき、当日の授業内容の総括をしたところで、「今日は朝から寂しくて、胸の中で涙を流している感じでした」と、ぽろりと本音を打ち明けてしまいました。

教室を出ると、ある生徒さんから声をかけられました。「私も寂しいです」と言ってくれました。あまり話す機会を持てなかった生徒さんです。いつも静かにじっと授業を聞いてくれていて、本当は質問があるのではないかな?と気になっている方でした。言葉が交わせた嬉しさと、それが最終日だった寂しさと、その方が初めて見せてくれた笑顔の可愛らしさに、嬉しいのか寂しいのか、わけがわからなくなり、あ、いえいえ、とか、いやいやいや、とか、言葉と言えない言葉しか出てきませんでした。恥ずかしい・・。

クラス・カラー、ってあるんです。人が、一人一人違うように、クラスも一クラス一クラス違うんです。私が先日まで入っていたクラスは、教室に入るとまるで高原のような爽やかな空気に包まれていました。授業は難しくなってきているし、試験も申し込んで大変なはずなのに、前向きに、みんなで頑張ろうね、という気持ちが教室に満ちていました。教卓に向かいながら「おはようございまーす」と歩いていくと、朝勉強で一生懸命なのに、気持ちの良い声で「おはようございまーす」と返してくださったのが、本当にいつも嬉しかった。教卓に着くと、いつも自然と頬が緩みました。本当に素敵な時間でした。

みなさん、ありがとうございました。まだまだ、これから大変だと思いますが頑張ってください。私も、頑張ります。

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