今日、50歳になりました。
20歳、30歳、40歳と、これまで3回の節目を迎えましたが、
50歳は違いますね。重みが。まるで違います。
この1年は、50歳を迎えることについて、
無事に迎えられることに感謝してみたり、
単なる通過点に過ぎないわよと軽く流そうとしてみたり、
道理で疲れが取れないはずだと嘆いてみたり、
誕生日は来ないことにしようと逃げてみたり…。
とにかく、心情的に忙しい一年でした。
でも、昨夜。
同僚の復帰祝いの席で、突然にバースデーケーキが。
ケーキには、大きな「5」と「0」のキャンドル。
同僚がサプライズで誕生日を祝ってくれたのです。
Happy Birthday の歌も。(みんな、上手だった~)
もうビックリしてビックリして、本当にビックリして、
とりあえず泣かないように必死になったりしました。
しみじみ嬉しかった・・・。
その時までは、50歳になることから目を背けることにしていたのですが、
ケーキの上の「5」と「0」のキャンドルが、「はい!逃げない!」と
満面の笑みで私に語りかけてきたように感じました。
同僚の年齢は上から、42歳、40歳、37歳、37歳、31歳、30歳。
一番近くても8歳差、一番若い人とは20歳差です。
それなのに、たぶん、私が一番落ち着きがなくアホっぽい。
でも、そんな私をいつも立ててくれて、そして、支えてくれる同僚。
良い講義をするために、生徒さんのためならどんなことでも、
と同じ気持ちで仕事ができる、大切な大切な仲間。
その仲間から祝ってもらえて。
こんなに幸せな50歳っているかしら。
って、泣かないようにがんばりながら、
大きな苺のケーキを「おいしい」と言いながらいただきました。
節目の年は、いつもこう思っていました。
良い30代を送るために、20代、とにかくがんばろう。
良い40代を過ごすために、30代、がむしゃらにがんばろう。
良い50代にするために、40代、しっかりがんばろう。
そして、50代。
これまでコツコツ積み重ねてきたこと、がんばってきたこと。
それが実るような50代にしたい。実りの50代にしたい。
そうして60歳を迎える時、自分に納得していたい。
60歳らしい貫録を湛え、納得の50代を過ごしてきたと胸を張れる自分でいたい。
よし。がんばろう!これからの10年もがんばるぞ!