夫の実家から届いた野菜のお礼に、義母に電話をかけた時のこと。
段ボールに入っていた野菜の料理方法について教えていただいた後、
その日が夫の誕生日であること、
50歳になり本人は少し気落ちしていることを伝えました。
そして、気づいたら、こんなことを言っていました。
「50年前に(夫の名)さんを産んで下さってありがとうございました。」
自分が言った言葉なのに、とても驚いてしまいました。
本当に、ふいと口から突いて出たような言葉だったのです。
普段は意識していない本当の気持ちが出たのでしょうか。
家族にはついお小言を言ってしまうことが多いのですが、
甘えや期待を捨てて自分の気持ちを見つめたら、
そこには感謝の2文字があるのかもしれません。