無条件の肯定

もうかなり前のことになります。仕事上のことで誰にも話せない悶々とした思い、自分をとても惨めだと感じるような思いを抱えて過ごしていたことがありました。

ある日、特にひどく気落ちするようなできごとがありました。悟られないように笑顔を作りながらも、気持ちはどうすることもできないほど落ち込んでいました。

「つらいと思います。」 同僚でした。思いがけない言葉に思いが溢れるばかりで、私は何も言えませんでした。

同僚は、ただ私のつらい気持ちに寄り添う言葉を、静かに、優しく、時間が許す限り、伝え続けてくれました。

あの後、なんとか自分を立て直し、仕事を続けることができたのは、あの同僚の支えがあったからです。無条件の肯定でした。あの支えがなかったら、私は暗い世界の中で孤独を抱えながら必死に笑顔を浮かべ、震える足で立ちすくんでいたのではないかと思います。

評価しない。励まさない。アドバイスをしない。ただ、無条件に肯定する。とても難しいことです。

私がカウンセリングの力を信じられるのは、私自身が人に救われた経験を持っているからなのかもしれません。


あなたの優しさ、私は決して忘れません。あの時は本当にありがとうございました。

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