命を磨く

久しぶりの抜けるような青空。

母を亡くしてから、母に会いたくて、母の声が聴きたくて、
あちらに行ったら会えるのかしらとぼんやりと考えたりすることもあって…。

でも、青空を見ていたら、ふと、
自分の命は天からお預かりしているものなのだから、
きちんとまっとうした上でお返ししなくては。
そんな考えが頭に浮かびました。

ここまで自分なりに一生懸命に生きてきたつもりです。
だから、いつ寿命が来ても悔いはない。そう思っていました。

でも、それは違う、と感じました。
命をもっと丁寧に扱わなくては、と。
そして、命をもっと磨いていきたい、と思いました。

私の残りの人生は、あとどれくらいなのか。
どれだけであっても、その瞬間まで、丁寧に生きていきたいと思いました。

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