「子供に教えられることって多いわよ」と
先輩ママから言われたことがあります。
本当にそうだと、近頃よく思います。
先日は、こんなことがありました。
自分の価値観を押し付けるつもりなど毛頭ないのに、
どうも私は、こんな言葉をよく発しているようです。
「あら、どうしてやらないの?こんなに楽しいのに」
「え?これ食べないの?わからないわ、
こんなに美味しいものを食べないなんて」
「早くやってしまえば、後が楽よ。そう思わない?」
そんな私の押し付けによほど耐えかねたのか、
先日、ついに息子(小学2年生)がこう言いました。
ママ。人それぞれなんだよ。
ママが楽しいからって、みんなが楽しいとは限らないんだよ。
ママが美味しくても、みんなが美味しいわけではないんだよ。
だよね。それ、知ってます。知ってるけど、忘れてました。
息子が生まれてから7年。
赤ちゃんの頃から、きっと私は無意識のうちに
押し付け気味の語りかけをしてきたに違いありません。
言葉を操れない幼い頃から、息子はずっと、
私の語りかけに「違うんだよなあ」と思っていたに違いありません。
それが、7歳になった今、やっと言えるようになった。
ということなのだろうなあ、と思いました。
今まで、感じていた気持ちを言葉にできなくて、
悔しい思いをしたこともあったんだろうなあ、と。
ごめんね・・・・って、思いました。
本当に。人それぞれ。忘れないようにするね。